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POSレジにはキャッシュレス決済が不可欠!メリットやおすすめキャッシュレス決済サービスをご紹介
世界ではキャッシュレス決済比率が高く、4割以上がキャッシュレス決済を占める国も多いです。日本はキャッシュレス決済比率が2017年時点で21.8%ですが、国の施策や訪日外国人の増加によって、需要が高まっています。これからの店舗には、キャッシュレス決済の導入が不可欠でしょう。
本記事では、POSレジにキャッシュレス決済を導入するメリット・デメリットやおすすめキャッシュレス決済サービスをご紹介します。まだ導入していない店舗の方は、ぜひ導入を検討してみましょう。
POSレジで利用できるキャッシュレス決済の種類
POSレジのキャッシュレス決済には、クレジットカード決済・電子マネー決済・QR決済の3種類があります。それぞれどのようなメリットやサービスの種類があるかご紹介していきます。
クレジットカード決済
クレジットカード決済は、キャッシュレス決済の基本であり、既に導入している店舗も多いでしょう。訪日外国人のクレジットカード利用は多いので、対応しておいて損のないキャッシュレス決済です。クレジットカードごとにポイントや特典を受けられて、さまざまなカードに対応することで顧客の来店を促せるでしょう。
主なクレジットカードブランド
VISA | Mastercard | JCB | American Express |
Diners Club | Discover | 銀聯 | – |
電子マネー決済
電子マネーは、コンビニや公共交通機関での利用が中心ですが、小売店や飲食店などでも導入が進んでいます。カードをかざすだけで決済ができるので、現金やクレジットカードよりも決済スピードが早く、レジ業務の効率化を実現します。顧客にとってもお金を持たずにショッピングできるので、利便性が高くなります。
主な電子マネー
楽天Edy | nanaco | WAON | iD |
QuickPay | Suica | PASMO | Kitaka |
QR決済
QR決済は、決済アプリを使ってスマートフォンで支払いができる決済方法です。決済がスマートになるだけでなく、セキュリティ性も高いので、利用者側は安心して利用することができます。またポイント還元率が高いサービスも多く、利用者が増えています。海外でも普及しているので、QR決済導入で利用者のニーズをつかめば、集客を図ることができるでしょう。
主なQR決済サービス
楽天ペイ | メルペイ | AmazonPay | OrigamiPay |
AliPay | WeChatPay | ApplePay | GooglePay |
POSレジにキャッシュレス決済を導入するメリット・デメリット
次にキャッシュレス決済導入のメリット・デメリットを見ていきましょう。便利な点が多いものの、トラブル時やお金のサイクルなどのデメリットにも理解が必要です。
【メリット】会計の手間が少なくなる
現金で決済する場合、お金の受け渡しをする手間がかかります。会計時の工数が増えるので、会計スピードも遅くなりがちです。キャッシュレス決済であれば、カードやスマートフォンでタッチやスキャンするだけで、手間なく会計できます。顧客にとって会計が楽になり、店舗側も混雑の解消やスタッフの負担軽減などの恩恵を受けられます。
【メリット】会計ミスが減る
手動でのお金の受け渡しは、ミスで過不足が発生するかもしれません。キャッシュレス決済では、金額入力や決済方法の指定を間違いなくする必要がありますが、決済は自動で行われるので、会計ミスが少なくなります。会計をキャッシュレス決済に統一すれば、レジ締め業務の効率化・ミス防止も実現できるでしょう。
【メリット】外国人顧客への販売機会を逃さない
外国は、日本よりもキャッシュレス決済が普及しています。日本を訪れる外国人が増えているので、キャッシュレス決済導入によって外国人顧客への販売機会を逃さずに、売上をつくることができます。国内においてもキャッシュレス決済が広がっていて、国内需要の取り込みにも効果的な方法です。
【デメリット】災害などのトラブルに弱い
キャッシュレス決済サービスは、電気やインターネット回線が必要なので、災害や停電などが起きると使えなくなります。もしキャッシュレス決済のみにしていたら、会計業務が完全にストップしまいます。オフラインで動作するサービスや緊急時のみの決済方法などを導入・検討する必要があります。
【デメリット】お金のサイクルが遅れる
現金決済はその場で売上を受け取れることができますが、キャッシュレス決済の場合売上と入金にタイムラグがあります。すぐに売上が必要なときにお金のサイクルが遅く、困る場面もあるでしょう。入金が早いサービスもあるので、サービスを選ぶ際には要チェックです。
POSレジに導入したいおすすめキャッシュレス決済サービス
キャッシュレス決済サービスのなかから、おすすめのサービスをピックアップしました。サービスの特徴とともに、対応している決済方法や料金なども紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。
Payoss
寺岡精工が提供するクラウド型マルチ決済サービス「Payoss」は、セキュリティ性の高いキャッシュレス決済サービスです。国際的なセキュリティ基準に準拠しているので、クレジットカードなどから情報が漏れることはないでしょう。クレジットカードだけでなく、電子マネー決済にも対応していて、より多くの決済手段で顧客ニーズに応えられます。
料金 | 要見積もり |
対応決済 | ・クレジットカード:VISA・Mastercardなど
・電子マネー:交通IC・iD・楽天Edy・WAON・nanacoなど ・QR決済:AliPay・WeChatPay・LINEPay |
Airペイ
Airペイの魅力は、導入費用・ランニングコストが0円であること。費用を心配せずに導入できるので、はじめてのキャッシュレス決済導入におすすめです。1台のカードリーダーでクレジットカード・電子マネー・ApplePayに対応でき、複数決済への対応にも適しています。AirペイQRやAirペイポイントを同時に申し込めば、QR決済やポイント決済にも対応可能です。
料金 | 0円 |
対応決済 | ・クレジットカード:VISA・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover
・電子マネー:交通IC・iD・QuickPay・ApplePayなど |
Coiney
Coineyは、管理機能に優れたキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード決済・電子マネー決済を行うと、ウェブの管理画面で決済状況を確認できます。電子レシートで取引情報が保存されるので、ジャーナルの管理や検索にも便利です。キャッシュレス決済を適切に管理したい事業者はぜひCoineyをチェックしてみましょう。
料金 | 端末代:19,800円 |
対応決済 | ・クレジットカード:VISA・Mastercard・SAISON CARD・American Express・JCB・Diners Club・Discover
・電子マネー:交通IC |
キャッシュレス決済をお得に導入!「キャッシュレス・消費者還元事業」とは
キャッシュレス・消費者還元事業とは、店舗のキャッシュレス化を推進する国の事業です。キャッシュレス事業者に対して、端末費用の3分の2・決済手数料の3分の1の補助金が支給され、店舗は端末無料・決済手数料3分の2になるので、キャッシュレス決済の導入コストをおさえることができます。
さらに事業に参加している店舗でのキャッシュレス利用には、5%ポイント還元が行われて消費者にもお得があり、顧客の獲得にも効果的です。事業の対象期間は2020年6月までなので、新たにキャッシュレス決済を導入する際はぜひ参加してみましょう。
まとめ
POSレジにキャッシュレス決済を導入することで、会計の効率化や外国人観光客への対応などを可能にします。キャッシュレス・消費者還元事業に参加することで、導入費用・ランニングコストが軽減されるので、期間中の導入がおすすめです。おすすめキャッシュレス決済サービスを参考に、店舗にキャッシュレス決済を導入しましょう。