目次
POSレジのリプレイスを成功させるポイント・注意点。最適なPOSレジを導入しよう
さまざまな分野で新たな技術が開発されていて、POSレジも例外ではありません。無人レジやセミセルフレジなどが登場し、レジに求める顧客のニーズも変化しています。また従来のレジスターでは、商品管理や売上分析が十分に使えず、売上アップや運営の最適化を図れないかもしれません。そこで検討したいのがレジのリプレイスで、既存のレジを入れ替えることによって課題解決できる可能性があります。
本記事では、POSレジのリプレイスについて、成功させるためのポイントや注意点をご紹介します。リプレイスを検討したい場面も紹介するので将来的なリプレイスの検討にも役立ててみてくださいね。
POSレジのリプレイスを検討する場面
POSレジをリプレイスする場面として、イメージしやすいのは故障したときですが、そのほかにも想定される場面があります。どのような場面があるかをイメージして、すばやく対応できるように準備しておきましょう。
セルフレジ・セミセルフレジを導入したい
人手不足を背景にセルフレジ・セミセルフレジを採用する店舗が増えています。セルフレジでは顧客だけで会計でき、セミセルフレジはスキャンをスタッフが行い、会計は顧客自身で行うので、少ないスタッフでスムーズにレジ対応できるようになります。大型店舗で多くのレジがあるものの、思うようにレジスタッフが集まらない悩みを抱えている場合は、既存のPOSレジからセルフレジ・セミセルフレジへのリプレイスを検討する必要があるでしょう。
POS機能が充実したレジに入れ替えたい
長く使っているPOSレジには、最新のPOS機能がついていないかもしれません。商品管理や顧客管理、在庫管理、売上分析などのPOS機能は、データを活かしたマーケティングや適正在庫の維持に不可欠です。売上が伸び悩んでいる、在庫管理ができていないなど課題を抱えているならば、機能が充実したPOSレジへのリプレイスがひとつの解決策になるはずです。
店舗の拡大に合わせてPOSレジを一新したい
店舗を拡大する場合、POSレジの台数を増やすことが多く、店舗拡大をきっかけにPOSレジを一新するのもひとつの方法です。より多くの商品や顧客を管理するためには、充実したPOS機能が必要になるので、店舗運営に良い影響を与えます。
業態が違う店舗が開店する、系列店が増えるという場合にも、複数店舗管理や本部システムに対応したPOSレジにリプレイスする必要があります。
POSレジに必要な周辺機器一覧。業種別おすすめ組み合わせもご紹介!
POSレジのリプレイスのポイント
POSレジをリプレイスする際に、とりあえず安いPOSレジを入れよう、多機能なPOSレジに入れ替えようなどと、十分に検討しないと失敗する可能性があります。POSレジのリプレイスで重視したい4つのポイントをおさえて、リプレイスを検討しましょう。
リプレイスの目的を明確にする
POSレジをリプレイスする場合は、まず目的を明確にしましょう。最新のPOSレジが出たから入れ替える、世の中の流れに合わせてセルフレジを導入するなど、あいまいな目的だとリプレイスしたものの、最大限に活用できず、コストだけがのしかかることになります。
店舗にどのような課題があって、POSレジのリプレイスによってこう改善したいという明確な目的が必要です。セルフレジで人手不足を解決したい、機能的なPOSレジでマーケティングに力を入れたいなどの目的に合ったPOSレジを選定しましょう。
必要な機能をリストアップする
POSレジはさまざまなメーカーから販売されていて、機能にもそれぞれ特徴があります。業種に特化したPOSレジもあるので、必要な機能のリストアップが欠かせません。
商品管理や顧客管理、在庫管理、売上分析などの基本的な機能はもちろん、キャッシュレス決済やオーダーシステムとの連携、本部システムなどのオプション機能もしっかりチェックしましょう。
予算に合わせてリプレイス方法を検討する
POSレジをリプレイスする方法は、購入だけでなくリースする選択肢もあります。POSレジを購入する場合は、購入費用や設置・設定費用など初期費用が必要ですが、ランニングコストは少ないので、トータルコストはおさえられます。
一方、リースでPOSレジを導入する際は、初期費用がかからず月額費用の支払いになりますが、長期間利用すると購入よりコストのがデメリットです。初期費用や維持費用を予算・運営状況と照らし合わせて、購入かリースかを検討する必要があります。
サポート体制をチェックする
4つ目のポイントは、サポート体制です。新たなPOSレジを導入する場合、使い方がわからなかったり、トラブルが起きたりしたときに対応が難しいでしょう。サポートが充実している業者であれば、遠隔・訪問サポートや電話・メールサポートでPOSレジ運用を助けてくれます。他社メーカーを採用したり、古い機種から最新機種に替えたりする場合には、サポート体制が心強い味方になるはずです。
POSレジのリプレイスで注意すべきこと
POSレジのリプレイスする上での注意点として、他社との比較やカスタマイズ性のチェックも欠かせません。なぜ必要なのかを詳しく説明していきます。
他社のPOSレジと比較・検討する
機能性が高いPOSレジや価格の安いPOSレジを見つけると即決したくなりますが、いったん落ち着いて他社のPOSレジと比較・検討しましょう。
機能や価格、サポート体制などを比べて、他社のPOSレジの良さに気づけば、リプレイスの失敗を未然に防げます。価格については、見積もりが必要な業者も多いので、いくつかの業者で相見積もりし、最適な料金プランの業者を選びましょう。
リプレイス後カスタマイズできるかもチェック
POSレジは、無人レジの開発が進んでいるように、日々進化しています。リプレイス後状況が変わるかもしれないので、カスタマイズ性も大切な基準です。無償バージョンアップで最新機能をいつでも使えるPOSレジやアプリで機能を追加できるPOSレジであれば、再度リプレイスすることなく、継続して利用できます。
飲食店あるあるにいくつ当てはまるかチェック!【飲食店専用POSレジならワンレジ】
まとめ
POSレジのリプレイスは、セルフレジ・セミセルフレジの導入や最新機種への入れ替え、店舗拡大に合わせた一新などの場面が考えられます。リプレイスで失敗しないためには、明確な目的と必要な機能のリストアップ、予算に合った導入方法の検討、サポート体制のチェックが欠かせません。
合わせて他社との比較・検討、カスタマイズ性のチェックを行えば、万全な準備ができるはずです。ポイント・注意点をおさえて、POSレジのリプレイスを成功させましょう。