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タブレットPOSレジの選び方と2019年のおすすめ徹底比較

iPadやAndroidのタブレットを活用したタブレットPOSレジ。POSレジアプリやPOSレジソフトによって、タブレットをPOSレジとして利用することができます。従来のPOSレジに比べて、導入コストやコンパクトさ、操作性など多くのメリットがあります。多くのタブレットPOSレジが登場しており、最適なPOSレジを選ぶためにはポイントを抑えるべきです。

本記事では、タブレットPOSレジについて、選び方やおすすめを詳しく解説していきます。おすすめタブレットPOSレジは、料金や機能を表にまとめているため、合わせて確認してみましょう。

タブレットPOSレジとは

タブレットPOSレジとは、iPadやandroidタブレットを利用したPOSレジです。これまではPOS機能のあるレジスター機器が主流でしたが、POSレジアプリの登場でタブレットを簡単にPOSレジとして使えるようになり、多くの店舗で利用されています。キャッシュドロアやレシートプリンタなどは別途そろえる必要がありますが、必要に応じて、自由にカスタマイズできるため、店舗に合わせた運用を可能にします。

タブレットPOSレジのメリット

レジスターとタブレットを比べると、サイズの違いは一目瞭然です。サイズ以外にもタブレットPOSレジには、レジスターにはないメリットが多くあります。メリットをそれぞれ見ていきましょう。

省スペース・スタイリッシュなデザイン

タブレットPOSレジはコンパクトなため、少ないスペースでも導入することができます。またタブレットはコンパクトなだけでなく、スタイリッシュな印象を与えます。レジスター機器よりも店舗の雰囲気になじみやすく、内装やデザインにこだわっているお店にもしっかりマッチしてくれます。美容室やサロン、アパレルショップなどに最適な見た目です。

低コストで導入できる

タブレットPOSは、導入コストの削減にも効果的です。タブレットPOSレジにかかる料金は、基本的に端末購入費とPOSレジアプリの利用料金だけです。数万円の初期費用と0円から数千円の月額料金で、多機能なPOSレジを導入できます。POSレジ機器やPOSレジシステムをすべてそろえると、数十万円から数百真円かかることが多く、コストの差は大きいです。新規出店やPOSレジの新規導入にも適しています。

直感的に操作できる

タブレットPOSレジの操作は、タップするなど直感的に扱うことができます。操作性だけでなく、レジ画面や管理画面が工夫されていて、誰にでも簡単に操作可能です。従業員の負担を軽減し、スタッフの入れ替わりが多い店舗でも、すぐに使いこなすことができるでしょう。

機能を拡張できる

タブレットPOSレジは、アプリや連携サービスを利用でき、拡張性が高いです。会計アプリや予約管理サービスなど、店舗運営も効率化したり、便利な機能を追加したりすることができます。アプリやサービスは常に最新機能にアップデートされるため、税率などの制度対応も簡単です。

持ち運びできる

タブレットを持ち運ぶことで、どこでもPOSレジを利用できます。イベントでの販売や移動販売などの場面でも、POSレジを使えます。屋外だけでなく、店内でも持ち運ぶことで、売り場で在庫管理や顧客対応をすることができます。

タブレットPOSレジのデメリット

メリットの多いタブレットPOSレジですが、デメリットもいくつかあります。タブレットPOSレジを選ぶ前にしっかり把握しておきましょう。

インターネット環境が必要

タブレットPOSレジを利用するためには、インターネット環境が必要です。インターネット環境がない場合は、売上管理などのPOS機能を使うことができません。またインターネット障害が起き、一時的に切断された場合も使えなくなってしまいます。

対策としては、店舗内のインターネット環境を安定させること、オフラインモードのあるPOSレジアプリを選ぶことが挙げられます。対策をとっても、必ずしもトラブルは起きないとは言えず、一時的にレジ業務が難しくなるでしょう。手動での会計など対処を準備しておくことが大切です。

周辺機器をそろえる必要がある

タブレットPOSレジは、端末だけでは快適に利用できないでしょう。キャッシュドロアやレシートプリンタ、バーコードスキャナなど周辺機器をそろえる必要があります。一からすべてそろえる場合は、初期費用が多くなってしまいます。

サポート体制が不安な場合も

POSレジ機器を販売しているメーカーに比べると、サポート体制が充実していない場合があります。タブレットPOSレジをうまく使いこなせない、設定ができない、故障してしまったという時に困ってしまうでしょう。サポートが充実している提供元もあるため、タブレットPOSレジをしっかり活用できるようにサポート体制もチェックしましょう。

タブレットPOSレジの選び方

タブレットPOSレジは種類が多いため、選び方をおさえなくてはいけません。やみくもに多機能なタブレットPOSレジを選んでも使いこなせなければ、導入費や時間などを無駄にしてしまうでしょう。タブレットPOSレジの選び方を3つご紹介します。

店舗の導入目的に合った機能があるか

選んだタブレットPOSレジと導入目的が合っているかが重要です。タブレットPOSの種類によって機能はさまざまで、業態や業種、店舗規模を想定した機能がついています。導入目的は明確にすることで、美容室であれば顧客管理や予約管理、アパレルショップであれば在庫管理など、必要な機能が決まってくるでしょう。導入目的に合った機能があると、売上アップや店舗運営の効率化など良い効果を期待できます。

アプリやサービスとの連携・オプションが充実しているか

店舗運営の状況に合わせて、POSレジ機能をカスタマイズしたいなら、アプリやサービスとの連携をチェックしましょう。キャッシュレス決済サービスや会計サービス、顧客管理など、本来搭載されていない機能をカスタマイズし、店舗に合ったPOSレジにすることができます。

またオプションとして、連携機器やシステムが付属する場合もあります。例えば飲食店向けのオプションには、オーダーに使用するハンディやテーブルオーダーシステムがあり、注文業務を快適にできます。アプリやサービスと合わせて、オプションにも注目しましょう。

予算に合った料金プランか

POSレジを導入する上で、料金プランも見逃せません。タブレットPOSレジは、基本的に月額料金で利用できます。安いもので月額0円のものもあれば、機能の多いプランでは有料になる場合もあります。利用プランの料金と合わせて、オプションの利用料金も忘れずチェックしましょう。従来のPOSレジよりもコストは低いですが、維持費と予算をしっかり見比べることが大切です。

タブレットPOSレジおすすめ徹底比較

数あるタブレットPOSレジのなかから、おすすめしたいタブレットPOSレジをピックアップしました。価格や機能、連携サービスなどを参考に、POSレジ選びに役立ててみてくださいね。

スマレジ

スマレジは、0円から始められるタブレットPOSレジです。売上分析や顧客管理などのPOS機能が充実しているだけでなく、キャッシュレス決済や免税販売、多言語対応のセルフオーダーなどインバウンド対にも最適です。業態に合わせたプランも豊富で、導入目的に合ったタブレットPOSを導入できます。

料金・スタンダードプラン:0円・プレミアム:月額4,000円・プレミアムプラス:月額7,000円・フードビジネス:月額10,000円・リテールビジネス:月額12,000円
機能・レジ機能・売上分析・予算管理・顧客管理・複数店舗管理・在庫管理
連携サービス・
オプション
・CAT/CCT端末連動:1台月額1,000円・ウェイターBOX(店内サーバー):月額3,000円・スマレジ・テーブルオーダー:1台月額400円~・予約管理サービス・キャッシュレス決済サービス
サポート・ハードウェア納品、セットアップ:20,000円~・トレーニング:1回40,000円

エアレジ

エアレジは、利用店舗数が最も多いPOSレジアプリです。0円で導入できることや簡単に利用できるレイアウト・操作性などによって、手軽で使いやすいタブレットPOSレジを実現します。連携サービスが多く、キャッシュレス決済全般と受付管理などを追加できます。店舗の客層や業態に合わせて、連携サービスをカスタマイズしてみましょう。

料金月額0円
機能・レジ機能・売上分析・顧客管理・在庫管理
連携サービス・オプション・エアペイ・エアペイQR・エアペイポイント・エアレジハンディ・エアウェイト(受付管理)・エアリザーブ(予約管理)・エアシフト(シフト管理)・エアメイト(経営)
サポート・FAQ・メール・オンラインチャット

ユビレジ

ユビレジには、売上アップに便利な機能が多くついています。売れ筋・死に筋商品の分析や複数店舗管理、売上傾向の把握などによって、売上アップのヒントを見つけやすいです。ユビレジを一度利用したユーザーの99%が継続していて、売上アップを実感しています。連携サービスも豊富にあり、売上アップだけでなく、会計業務や経営管理などを効率化することも可能です。

料金・お試しプラン:月額0円・ユビレジプレミアムプラン:月額6,900円
機能・レジ機能・売上管理・分析・顧客管理・複数店舗管理・在庫管理機能・オーダリング機能・原価・勤怠・予実管理
連携サービス・
オプション
・キャッシュレス決済・会計サービス・経営管理・予約管理・ハンディ:月額1,500円・在庫管理システム:月額4,500円
サポート・導入サポート

square

squareは、専用端末を使ってクレジットカード決済ができるタブレットPOSレジです。コンパクトな決済端末は、場所をとらないだけでなく、スタイリッシュで店舗にも自然となじみます。パソコンでの決済にも対応しているため、ネットショップも運営している店舗におすすめです。square請求書を利用すれば、請求書支払いにも対応できます。

料金・決済端末:7,980円・初期費用:月額0円
機能・レジ機能・売上分析・顧客管理・在庫管理・従業員管理
連携サービス・
オプション
・ネットショップ作成・会計ソフト・仕入れサービス・POSレジシステム
サポート・電話・メール

poscube

poscubeは、iPadを活用した飲食店向けタブレットPOSレジです。POSレジ機能とオーダーエントリーシステムがひとつになっています。コース・セットの注文や伝票印字、オーダーステーションとの連動など、効率的なオーダーを可能にします。レストランや居酒屋、カフェなどにおすすめのタブレットPOSレジです。

料金要見積もり
機能・オーダーエントリー・テーブル管理機能・オーダー状況確認・経過時間表示・キッチンプリンタ出力・セレクト機能・利用者言語切り替え・商品管理・データ分析
連携サービス・セルフオーダーシステム・ハンディターミナル・楽天Pay

Nexpo

Nexpoは、在庫管理や売上分析に優れたiPad POSレジで、アパレルショップなどの小売業におすすめです。在庫管理・顧客管理機能は、サービスによってはオプションが高いこともあります。Nexpoは、在庫管理・顧客管理を含めた充実した機能を月額2,940円で利用できるため、コストパフォーマンスが高いです。従業員目線の操作性も特徴で、誰でも簡単に使いこなすことができるでしょう。

料金・基本料金:月額980円
機能・レジ機能・商品管理・顧客管理・在庫管理
連携サービス・
オプション
・在庫管理オプション:月額980円・売上分析オプション:月額980円
サポート・電話・メール・レジ操作研修:50,000円~・周辺機器設置代行:50,000円~

ライブレジ

ライブレジのコンセプトは、「1回聞けばだいたい使える操作性」です。レジ業務だけでなく、在庫管理や顧客分析なども使いやすく、誰でも売上アップに向けてPOSレジを活用できます。さらにポイントサービス機能も充実しています。リピート顧客を確保する、離れていた顧客を呼び戻すことで、売上アップを実現できるでしょう。ポイントカードを提供している店舗は、ぜひライブレジの導入を検討してみましょう。

料金要見積もり
機能・レジ機能・ポイントサービス機能・顧客分析・商品管理・在庫管理・売上分析。顧客管理・販促機能
連携サービス
サポート・メール・電話・リモートサポート

ORANGE-POS

ORANGE-POSは、豊富な機能や連携アプリによって、あらゆる業種で利用されています。特に分析機能が充実していて、複数店舗の販売データを収集し、顧客分析やプロモーション機能によって販売を促進できます。またレジ機能には、分割会計や売掛機能もあり、支払い方法の多い飲食店にも最適です。

料金月額:9,800円
機能・レジ機能・プロモーション機能・オフライン機能・在庫処理・販売分析・顧客分析・売上集計
連携サービス・
オプション
・オーダーエントリーシステム・予約。顧客管理・棚卸、在庫管理・カスタマーディスプレイ、広告
サポート・サポートセンター

まとめ

タブレットPOSレジの選定において、導入目的と合った機能があるか、アプリやサービス・オプションなどが充実しているか、料金プランが予算に合っているかがポイントです。選び方をもとに、タブレットPOSレジを比較することも必要になります。おすすめタブレットPOSレジを参考に、店舗に最適なタブレットPOSレジを導入してみましょう。