目次

はじめに

Excelで利用することができるCSVファイル。POSレジデータをCSVファイルに変換することで、データ活用や分析ができ、店舗の運営に役立てることができます。記事では、CSVファイルについて、活用方法やCSV出力機能のあるPOSレジをご紹介します。

CSV機能のあるおすすめPOSレジ7選!CSVファイルを店舗運営に活用しよう

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POSレジデータは、システム上で確認することでも活用・分析できます。より効果的にデータを活用するためには、データを出力して表を作成したり、項目を加えて独自の分析したりするなども店舗運営に欠かせません。そこで活躍するのがCSVファイルです。データを互換性の高いCSVファイルに変換すれば、さまざまな活用・分析に利用できます。

本記事では、CSVファイルとは何かとともに、活用方法やCSV機能を使えるおすすめPOSレジをご紹介していきます。

CSVファイルとは

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POSレジには各管理メニューに「CSV出力」といったボタンが置かれていることも多く、何気なくCSVを使っている方が多いかもしれません。CSVファイルとは、ExcelやAccessなどのソフトに取り込んで使用するファイルです。Excelで使用するのが一般的で、Excelと混同しやすいですが、互換性に違いがあります。

Excelファイルは、Excel以外では利用することはできません。一方で、CSVファイルは互換性が高く、Excelやメールソフト、データベースソフトなどさまざまなシステムに取り込んで利用できます。そのため、データのやり取りにはCSVファイルが広く利用されています。

POSレジには、売上をはじめとして、在庫や顧客情報などさまざまなデータが蓄積されているので、データの活用・分析をする際にCSVファイルが役立ちます。

POSレジでのCSVファイルの活用方法

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システム上ではわかりにくいデータもCSVファイルに変換して編集することで、課題や問題点を見つけやすくなります。POSレジでのCSVファイルの活用方法を3つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

データの出力

CSVを活用することで、データをファイルに出力することができます。システム上でわかりにくかったデータも、Excelなどの機能を使ってわかりやすく編集可能です。例えば、売上データを出力したならば、全体の売上に対する構成比の項目を追加したり、売上金額で並び替えたりするなど、分析しやすく表をアレンジできます。

売上以外にも在庫額、ロス金額、返品額などさまざまなデータをCSV出力すれば、それぞれ推移や適正値かどうかを表を使って把握・分析可能です。

売れ筋・死に筋商品の抽出・検証

売上データをCSV出力して編集することで、売れ筋・死に筋商品の抽出・検証ができます。構成比や売上金額などでデータを並び替えると、簡単に商品ごとの売行きがわかります。セルに色を付けたり、不要な部分をカットしたりすると、より見やすい資料で検証できるでしょう。

CSVは、売れ筋・死に筋商品へのアプローチ後の推移を把握するときにも便利です。陳列変更や販促キャンペーン後の数値を出力して、取り組み前と比較すれば結果がはっきりわかるはずです。複数のデータを組み合わせた分析もCSVを活用すれば簡単にできます。

顧客情報をPOSレジに取り込む

POSレジで顧客管理を行う際には、顧客情報を取り込む必要があります。顧客情報をExcelで管理している場合、Excelファイルのままでは取り込めませんが、CSVに変換すれば簡単に取り込めます。POSレジで再度入力する必要がないので、顧客管理の効率を上げられます。

CSVは互換性を活かして、顧客管理システム以外へのデータ取り込みにも対応しています。会計ソフトなどのシステムに取り込めば、会計業務も効率化されます。

CSVファイル出力ができるおすすめPOSレジ

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CSVファイルを利用できる10社のPOSレジをご紹介していきます。CSV出力できるデータやPOSレジ機能をご紹介するので、POSレジ選びに役立ててみましょう。

Nexpo

iPad POSレジのNexpoでは、すべてのデータ入出力をCSV形式で行うことができます。売上や在庫、顧客情報などさまざまなPOSデータを活用したい場合におすすめのPOSレジです。

POSレジ機能としては、売上管理や在庫管理、売上分析などがあります。ニーズに合わせて機能強化や外部システムとの連携もできるので、店舗の課題に合ったPOSレジを利用できます。

機能 ・売上入力機能  

・商品管理

・顧客管理

・在庫管理

・売上分析

料金 基本料金:月額980円  

在庫管理オプション:月額980円

売上分析オプション:月額980円

RegiGrow

RegiGrowは小売店向けPOSレジとして、NECプラットフォームズから販売されています。RegiGrowに蓄積されたデータはすべてCSVファイルに出力可能です。小売業の売上分析や経理業務を効率化するために、CSVをExcelやソフトに取り込んでデータを活用できます。

またRegiGrowは、データ分析機能に優れています。過去データの検索・集計や多彩な分析によって、目的や期間に応じたデータを取り出せます。取り出したデータをCSVで出力すれば、さらに深い分析を可能にします。

機能 ・売上登録機能  

・売上分析機能

・単品在庫管理

・ポイントカード顧客管理

料金 要見積もり

PC-POS MATE

NECソリューションイノベータが提供しているPC-POS MATEは、マスタのセーブ・ロード、売上ログにおいてCSV出力を利用できます。活用の幅は広くありませんが、商品マスタ管理や売上把握にピンポイントでCSVを活用し、管理の手間を減らしたり、売上を参考に販売戦略を立案したりすることができます。

CSVには対応していないものの、レポート機能が魅力的です。ABC分析レポートや各種集計レポートを出力できるので、売上分析に役立ちます。売上分析に力を入れたい店舗におすすめのPOSレジです。

機能 ・レポート出力  

・POSレジ機能

・店舗管理

・在庫管理

・顧客管理

・本部システム

料金 要見積もり

スマレジ

スマレジのCSV機能は、データのアップロードに便利です。CSVをアップロードしたい項目を選び、登録を開始することで簡単にデータを取り込めます。複数の商品をCSVファイルを使って一括で取り込めるので、商品点数の多い小売店や複数店舗を営業している場合におすすめです。

スマレジには複数のプランがあり、飲食店向けのフードビジネスプランや小売店向けのリテールビジネスプランなどがあるので、業種に合ったPOSレジを使いたいときにもぜひ検討してみましょう。

機能 ・売上分析  

・顧客管理

・複数店舗管理

・予算管理

・在庫管理

・免税対応

・軽減税率対応

・データのCSV入出力

料金 ・スタンダード:0円  

・プレミアム:月額4,000円

・プレミアムプラス:月額7,000円

・フードビジネス:月額10,000円

・リテールビジネス:月額12,000円

株式会社クリエート

株式会社クリエートのPOSレジシステムは、商品・カテゴリー登録にCSVを利用できるだけでなく、ラベル発行用のCSVを出力できます。自社商品を販売していたり、商品を値引きしたりするときに、CSVでラベルを印刷できるので、すばやく処理・販売することが可能です。

機能 ・POS機能  

・商品管理

・顧客管理

・受注管理

・販売管理

・売上集計

・メルマガ管理

料金 ・標準プラン:要見積もり  

・らくらくプラン:導入機器価格+月額12,800円

square

squareのCSV機能は、CSVファイルを使ってデータを別アカウントに移動できるのが特徴です。登録された商品一覧をCSVファイルで出力し、移行先のアカウントに取り込むことで、データを移行できます。店舗規模を将来的に拡大する予定がある場合など、squareでPOSレジを追加する際に便利な機能です。

他にも、レポート出力機能も充実しています。squareで集計される売上サマリーや従業員別売上、商品別売上などさまざまなレポートをCSVで出力できるので、データの把握・分析に役立ちます。

機能 ・POSレジ機能  

・データ分析

・スタッフ管理

・顧客管理

・在庫管理

・外部システム連携

料金 ・月額固定費:0円

BCPOS

BCPOSは、商品登録時にCSVファイルを使って取り込むことができます。POSレジの新規導入時や入れ替え時の商品登録に便利です。

BCPOSにはオプションが多く、本部管理システムやキャッシュレス決済、各種帳票オプションなどをつけられます。CSV機能以外にも機能が充実したPOSレジを選びたい場合におすすめです。

機能 ・POS機能  

・商品管理

・顧客管理

・在庫管理

・ポイント管理

・免税販売

料金 ・BCPOSベーシック プラン:月額5,000円  

・BCPOSスタンダードプラン:月額10,000円

・BCPOSダブルプラン:月額13,500円

・BCPOSトリプルプラン:月額16,000円

まとめ

POSレジでデータをCSVファイルに出力することで、より効果的なデータ活用・分析ができるようになります。売上や在庫の分析や顧客情報の管理などができ、システムへのデータ取り込みにも役立ちます。今回紹介したCSVファイルを出力できるPOSレジを参考に、CSVファイルを店舗運営に活用してみましょう。