はじめに

クレジットカードを利用してユニクロで洋服を購入したり、あるいはスーパーで買い物をしたことはありますか?

キャッシュレス社会を目指す日本ですし、最近ではsuicaやpaypay、さらにはメルペイなどの様々なキャッシュレス決済が増えていますので、クレジットカードも一度はご利用になった事があるのではないでしょうか。

しかし、実際にクレジットカード決済をする際には、クレジットカードを店員さんに渡して店員さんがカードをスキャンするなど、ご自身でクレジットカードリーダーやPOSレジの操作をしたことがない方はかなり多いと思います。

そこで、当記事では、POSレジとクレジットカードの関係性に着目して、以下の項目について詳しくお伝えします。

✅そもそもposレジ でクレジットカードが使えるようになったのはいつ?

✅posレジの種類と使えるクレジットカードの種類

✅posレジでクレジットカードを使って支払い決済する方法

✅posレジ とクレジットカードリーダーの繋ぎ方

✅posレジ とクレジットカードリーダーの操作方法

✅おすすめのクレジットカードリーダー比較

当記事をご覧いただければ、POSレジとクレジットカード、そしてキャッシュレス決済に関する知識をしっかりと得る事ができるでしょう。

それでは、ご覧ください。

そもそもposレジ でクレジットカードが使えるようになったのはいつ?

まずは、POSレジとクレジットカードの歴史について見ていくことにしましょう。

クレジットカードのクレジットとは、後払いの事を指します。

つまり、クレジットカードとは商品を購入する際に後払いを可能にするカードです。

クレジットカードには契約者の個人情報が記録され、信用情報などとの照会が行われます。

分割払いの機能を持つものを欧米では、クレジットカード、1回払いのものをチャージカードなどと呼び分ける事があります。

また、銀行口座から即時に引き落としがされる種類のカードをデビットカードと呼び分けています。

クレジットカードの歴史は、19世紀後半のアメリカ合衆国が期限とされています。

アメリカで普及した背景には、膨大な小切手処理や高額紙幣である100ドル札が偽造される事が多く、その信用が低く使いにくいことなどが挙げられます。

このほか、社会生活に必要不可欠な信用情報であるクレジットヒストリー及びクレジットスコアなどを構築する方法として選択しやすかった事なども背景に挙げられています。

そして、日本では、1960年に丸井が割賦販売用のツールとして、「クレジット・カード」を発行したのが最初と言われています。

しかし、名前やカードの形状などはアメリカで普及したクレジットカードに似てはいました、分割払いが終了した後に、払い終わっている事を証明する「完済証明書」のようなもので、クレジットカードとは全然違うものでした。

ようやくクレジットカードと言える機能がついたのが、1970年代。これが、現在のエポスカードの前進でした。

そして、いわゆるCATと呼ばれる端末で決済ができるようになったのが、1980年代前半に登場した信用照会端末(Credit Authorization Terminal)が登場してからです。

それまでは、日本において、CATおよびその土台となるネットワーク網CAFISが登場する1980年代前半まで、クレジットカードを用いて加盟店で買い物する際は、インプリンタにクレジットカードと複写式売上伝票を挟み、カードの凸凹状に刻印された番号や会員名義など(名称:エンボス)を店員が転写し、金額・署名の記入後に、売上を取り纏めるカード会社(名称:アクワイアラ)へ郵送しなければなりませんでした。

しかし、このCATの登場で、クレジットカードの発行会社(名称:イシュア)各社のホストコンピュータを横断的に接続したCAFISにオンライン通信を行ってカードの有効性を即時確認することができるようになり、クレジットカードはバブル景気と相まって一気に普及しました。

そして、やがて百貨店やショッピングセンター、また1990年代から普及するコンビニエンスストア、生活に欠かせないスーパーマーケットや家電量販店などの各種リテール業界においては、この信用照会機能はPOSレジに組み込まれていきました。

現在では、CATとPOSレジを組み合わせたり、POSレジに信用照会機能がついているなど様々な形の決済方法が登場しています。

以上が、クレジットカードとPOSレジの歴史です。

それでは、次はPOSレジの種類に対して利用できるクレジットカードの種類について見ていきましょう。

posレジの種類と使えるクレジットカードの種類

それでは、ここからはPOSレジの種類と特徴、クレジットカード決済の方法について比較しやすいように図表に整理していきます。

レジの種類 レジの特徴 POSレジメーカーの一例 機能 クレジットカード決済の方法
ガチャレジ(レガシーPOSレジ、ターミナルPOSレジ) ガチャレジというのは旧来からこの名称で呼ばれてきたいわゆる愛称で、正式にはレジスターの事です。POSレジと違う点は、いわゆる分析機能やデータの蓄積などは機能としてそれほど多くは持っておらず、レジとして決済をする機能に特化しています。 東芝TECNECプラットフォームズ
富士通フロンテック など
商品金額の計算
顧客への金額提示
釣り銭計算取引
履歴の記録・累計額蓄積
クレジット決済機能自体が付いていないことも多く、別途クレジットカードリーダーが必要になります。
タブレット型POSレジ 2010年代前半のリテールテックが大きく発達した時期に、大きく普及したPOSレジ。特にiPadやiPhoneなどのapple製品が登場したことで、iosアプリケーションの開発が大きく進められ、デザインが店舗にマッチしているなどの観点や、直感的な操作ができるといった観点で、小型店舗やチェーン店中心に大きく普及しました。 ワンレジ
ユビレジ
スマレジ
airレジ
ブレインPOSなど
商品金額の計算
顧客への金額提示
釣り銭計算
取引履歴の記録
累計額蓄積
RFM分析
ポイント管理機能
データの集計
分析機能オムニチャネル機能など
クレジットカードはpaypalやカードリーダーなどを外付け周辺機器として備え付けることで決済が可能になります。
小売などが独自開発したPOSレジ 小売店は新たな商品を開発するとともに分析したい軸や、マーケティングで実現したいことなども多岐に渡ることから、独自仕様のPOSレジを構築してしまう事があります。特に大手のコンビニチェーン店やスーパーなどではオンプレミスでの開発がされている事があります。 東急ハンズなど参照 商品金額の計算顧客への金額提示
釣り銭計算
取引履歴の記録
累計額蓄積RFM分析
ポイント管理機能
データの集計
分析機能オムニチャネル機能など
クレジットカード決済機能がついている端末が多く、別途カードリーダーなどは必要ない場合が多い。完全自社開発のオンプレミスだからこそ、成し得る技である。
パソコン型のPOSレジ 大手小売、チェーン店など、多くの大規模店舗が利用しているのがこのPC型のPOSレジ。もともと、WINDOWSパソコンで開発したPOSレジも多く、現在ではセルフレジなどもこのパソコン型が多い。スーパーなどではNECやTECなどよく見る。 TEC富士通フロンテックCASIO寺岡精工ビジコム など 商品金額の計算顧客への金額提示
釣り銭計算
取引履歴の記録・累計額蓄積RFM分析
ポイント管理機能
データの集計・分析機能オムニチャネル機能
など
クレジットカード決済機能がついている端末が多く、別途カードリーダーなどは必要ない場合が多い。最近では、カードリーダーだけではなくキャッシュレス決済端末として、QRコードで決済することなどもできる。

 

いかがでしたでしょうか?

posレジの分類と、それぞれのクレジットカード決済の方法をまとめました。

posレジについては、機能も一部記載していますので、ご参考にしてください。

さて、次はお客さん側から見た、posレジとクレジットカードの関係について解説していきます。

posレジでクレジットカードを使って支払い決済する方法

posレジは、コンビニやスーパーなどに設置してありますが、クレジットカードをposレジの信用照会端末(CAT)で決済したという方は、まだ少ないかもしれません。

しかし、最近では、コンビニなどでクレジットカード決済をしようとすると、最近では自分でCAT機器に差し込んだり、読み取らせるなどして、暗証ボタンを押すところもあります。

それ以外には、クレジットカードでどのような支払い決済の方法があるでしょうか?

以下、いくつかのクレジットカードリーダーの操作方法をわかりやすいように列記します。

Air Payの場合

それでは先ず、Air Payの場合のクレジットカード決済についてみていきましょう。

Air Payの場合、前提としてカードリーダーは3分間操作を行わないとスリープモードになります。

その場合、カードリーダーのディスプレイは点灯しません。

点灯していない場合は、いずれかのボタンを押して、スリープモードを解除してください。

✅クレジットカードで決済を行う場合の手順

1.Air レジ の入っているposレジ 端末本体で、決済をタップします。

2.決済画面でクレジットカードをタップし、チェックが付いていることを確認

3.金額を入力

4.入力した金額を確認し、決済に進むをタップします。

5.お客様の持っているカードがICチップ付きの場合、カードに付いている矢印を右上にし、カードリーダーの下部にクレジットカードを差し込みます。

6.お客様に暗証番号とチェックボタンを押してもらいます。

※お客様が暗証番号をお忘れの場合

チェックボタンを先に押し、電子サインに切り替え、画面にサインしてもらいます。

お客様のサインを確認して完了するのボタンをタップすると、決済完了です。

7.決済完了

8.レシートプリンタを設定していると、ご利用控えが印刷されます。

※お客様のクレジットカードがICチップ付きではない場合

→カードリーダー上部にあるスリット箇所に、カードの矢印を右下にして左から右にスライドします。遅すぎるとエラーになる場合がありますので、素早く行ってください。

→画面にサインしてもらいます。

お客様のサインを確認して完了するのボタンをタップすると、決済完了です。

レシートプリンタを設定していると、ご利用控えが印刷されます。

✅クレジットカード決済の取り消し方法

先ず、前提として、クレジットカード決済の取り消しにはお客様のクレジットカードが必要となるので、ご注意ください。

1.Air Payの場合、Airレジ のホーム画面で履歴をタップします。

2.次に対象となる履歴を選択します。

対象となる履歴が見つからない場合は、検索から期間や決済方法など条件を指定して検索し、対象の決済をタッチします。

3.取引内容を確認し、取引を取り消すをタッチします。

4.確認画面ポップアップが出るので取り消すをタッチし、決済時に利用したクレジットカードをクレジットカードリーダーで読み込みます。

5.サイン画面になるので、サインをお客様にしてもらい、完了するをタップ。取消完了と表示されれば取消完了です。

6.ここでもレシートプリンタを設定していれば、ご利用控えが印刷されます。

✅決済後、取消後の控え発行およびメール送信

1.ホーム画面の履歴をタップし、対象の履歴を選択します。

2.控え発行をタップし、メール送信か印刷をタップします。

3.メールの場合はメールアドレスを入力すると控えが送信されます。

印刷の場合は、発行したい控えを選択すると、控えが印刷されます。

以上参照:https://youtu.be/FtgstyCcrh4

h3このほかのPC型posレジ 等の場合

前述したタブレット型のposレジとほぼ操作は同じです。

以下はイオンで使われている、any-cubeの場合

1.支払い金額を入力

2.支払い方法でクレジットカードを選択

3.支払い方法を選択

支払い方法の種類は、一括払い、分割払い、ボーナス払い、リボルビング

4クレジットカードリーダーにお客様のクレジットカードを通し、実行ボタンをタップ

5.署名パッドなどに署名を書いてもらう

参照:https://youtu.be/IxPUuZPxN6U

posレジとクレジットカードリーダーの接続で重要なP2PEとPCI-DSSについて

それではここからはPOSレジとクレジットカードリーダーの接続について見ていきましょう。

近年マルウェアなど、クレジットカードリーダーやPOSレジに対して攻撃をし、情報を盗むようなスパイウェアが横行しています。

上記の図がそれを表しています。

こうした中、POSレジのセキュリティ上の課題解決手段として、「P2PE」が注目されています。

P2PEとは、Point-to-Point Encryptionの略で、クレジットカード情報を読み取る端末から決済ネットワークに至るまで、クレジットカード情報を一気通貫で暗号化した状態で処理するソリューションのことである。

P2PE導入のメリットは、セキュリティ面と運用面の以下の2点

1、 情報漏洩リスクの縮小:POSレジ上に、クレジットカード情報が一切残らないためセキュリティ性が高い。

2、運用負荷の低減:端末のセキュリティ管理(暗号鍵管理、脆弱性対応)等は、P2PEソリューションプロバイダーが責任を負う。

そして、アメリカンエキスプレス、Discover、JCB、マスターカード、VISAといった5社が共同で策定したカード情報セキュリティの国際統一基準をPCI-DSSと呼ぶが、これに準拠させる意味でも、このP2PEソリューションを導入することが重要とされています。

POSレジとクレジットカードリーダーは上記の図のように暗号化されたカード情報でやり取りを行います。

PCI-DSSに準拠していても、中古のPOSレジやレンタルのPOSレジがすでにマルウェアに感染していたりする事があるので、今後ますますセキュリティ面ではP2PEも含め開発が進むでしょう。

それでは、次はクレジットカードリーダーをいくつかご紹介します。

おすすめのクレジットカードリーダー比較

ここでは、いくつかのクレジットカードリーダーをご紹介します。

ぜひご参考にしてください。

おすすめ!ICカード、電子マネー決済も可能なクレジットカードリーダー

クレジットカード
リーダー名称
取り扱いカード 電子マネー、
モバイル決済対応
手数料月額料金 リンク先
楽天ペイ VISA
MasterCard
JCB
AmericanExpress
DinersDiscover
電子マネー:楽天Edy、Android Pay、
Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、
manaca、ICOCA、SUGOCA、
nimoca、はやかけん、
nanacoモバイル決済:iD、QUICPay、
Apple Payポイント決済:楽天スーパーポイント
利用手数料:3.24%振込手数料:210円(振込先が楽天銀行の場合は無料)月額料金:無料 https://smartpay.rakuten.co.jp/
AirPAY VISA
MasterCard
JCB
AmericanExpress
DinersDiscover
電子マネー:Kitaca、Suica、PASMO、
TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、
nimoca、
はやかけんモバイル決済:iD、QUICPay、
Apple Pay
利用手数料:3.24%振込手数料:無料月額料金:無料 https://airregi.jp/payment/
アナザーレーン VISA
MasterCard
電子マネー:楽天Edy、BitCash、bitcoin、
G-MONEY、manaca、
セキュリティーマネー、KAZAPi、
WAON、nanaco、iD、
Suicaモバイル決済:WeChatPay
詳細はお問い合わせ https://www.alij.ne.jp/
Times Pay VISA
MasterCard
JCB
AmericanExpress
DinersDiscover
電子マネー:楽天Edy、Android Pay、
Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、
manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、
はやかけん、nanacoモバイル決済:iD、
QUICPay、
Apple Payポイント決済:楽天スーパーポイント
実質2.16% https://www.timesclub.jp/lp/credit/

 

結論:posレジでクレジットカード決済するのはキャッシュレス社会にとって重要

ここまでPOSレジでクレジットカード決済する方法について、歴史からセキュリティ面まで詳しく解説してきました。

キャッシュレス社会が進むにつれ、POSレジで決済する方法はさらに増えるでしょう。

最近では、セルフレジからamazon goなどの無人レジなども登場しています。

と同時に、様々な問題点も出てくる事でしょう。