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店舗運営において不可欠な会計業務ですが、入力作業に時間や手間がかかり、つい後回しになりがちでしょう。会計ソフトfreeeとPOSレジを連携させれば、会計業務の手間から解放され、より正確に経営状況を把握できます。POSレジとfreeeを連携させるメリット・デメリットやおすすめPOSレジをご紹介します。
POSレジとfreeeを連携して店舗運営を効率化！連携するメリット・デメリットやおすすめPOSレジをご紹介
店舗運営で避けることができないのが会計です。各種仕訳や帳簿記入、売上レポートなど経営状態の把握や請求書管理などは、どの企業・店舗にも欠かせません。ただ、帳簿の手書きで記載したり、エクセルに手入力したりしている場合、会計業務に時間と手間がかかります。そこでおすすめしたいのが会計ソフトのfreeeです。
POSレジで連携させることで販売情報と連動して、会計業務を自動化できます。本記事では、会計ソフトfreeeでできることや連携するメリット・デメリット、連携可能なPOSレジをご紹介します。会計業務に時間や手間がかかっている店舗は、freeeの利用を検討してみましょう。
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会計ソフトfreeeでできること
会計ソフトfreeeでは、売上把握や請求書管理などさまざまな機能が備わっています。会計業務を効率化したり、データを見える化したりして、経営状況をより正確に把握できます。会計ソフトfreeeでできる5つの機能をご紹介します。
入金・出金をグラフで管理
freeeでは、入金・出金をグラフ化した資金繰りレポートを確認することができます。勘定科目・口座別に集計されるので、何にお金を使っているのか、資金に対する営業収支はどうなっているのかなど、経営状況がグラフによって一目でわかります。
他にも、入出金を取引先や品目別などで把握することも可能です。会計業務が後回しになって経営状況が見えにくかったという店舗の悩みを解決してくれるでしょう。
複数店舗の売上を把握・管理
freeeは、自店舗だけでなく、他店舗の損益計算書や賃借対照表も管理することができます。チェーン店やフランチャイズ店など複数店舗を経営している場合、複数店舗の経営状況がわかり、店舗の状況に合った販売戦略をすばやく実行できるでしょう。
月次推移や試算表なども見られるだけでなく、店舗の絞り込みや部門別表示もできるので、特定店舗・部門に注目した店舗管理も可能です。
レシート・請求書を管理
freeeのファイルボックス機能では、レシートや請求書をデータで取り込めます。データ化したレシートや請求書は、自動で取引内容が保管されるので、帳簿を効率良くつけられるようになります。
またデータを見ながらの帳簿付けでミスを減らしたり、帳簿と請求書を紐づけて支払い漏れを防いだりするなどの効果も期待できます。
各種書類の発行
請求書や見積書、納品書などの書類発行もfreeeを使えばラクラクです。あらかじめテンプレートが用意されているので、書類を使い慣れていない方でも簡単に作成することができます。
請求書は作成と同時にfreeeに登録されたり、ワンクリックで郵送できたりするなど、経理にかかる時間的・金銭的コストを削減可能です。
決算書の作成
freeeは決算書の作成もできてしまう優れた会計ソフトです。あらかじめ登録した口座やクレジットカードでの入出金が日々蓄積し、毎月経理処理をfreeeで行っている場合、ボタンひとつで決算書が自動で作成されます。決算書の作成で時間をとられている、はじめての決算で不安という方におすすめの機能です。
POSレジとfreeeを連携するメリット・デメリット
POSレジとfreeeを連携させることで、会計業務が効率化されることはもちろん、他にもメリットがあります。一方でランニングコストなどのデメリットもあるので、POSレジとfreeeを連携するメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。
【メリット】経営状況を見える化できる
POSレジとfreeeを連携させると、経営状況を見える化できるので、適切な経営判断を可能にします。商品や部門などを含めた取引情報を取り込むことで、さまざまな観点のレポートが自動的に作成されます。
月次推移やプロジェクト・担当別の収支内訳など細かい集計ができるので、より詳細なデータを根拠に課題に。合った判断ができるようになります。作成できる帳簿・レポートは下記の表で確認してみてください
| 売掛・買掛管理 | ・売掛レポート
・買掛レポート |
| 実績管理・資金繰り | ・収益レポート
・費用レポート ・損益レポート ・現預金レポート ・資金繰りレポート ・集計表 |
| 会計帳簿 | ・月次推移
・試算表 ・仕訳帳 ・総勘定元帳 ・日次残高推移 |
【メリット】日々のチェックが必要なくなる
freeeなど会計ソフトを利用していない場合は、手作業で売上データを入力・転記しなくてはいけません。手作業での会計業務にはミスが起こる可能性もあり、ついチェックを何重にもかけてしまうこともがありませんか？
間違いのない会計をするためにはチェックも欠かせませんが、無駄なチェックは非効率的です。freeeとPOSレジを連携させれば、売上データなどが同期されるので、入力や転記で起こるミスはなくなります。チェックの手間をなくし、効率率の良い会計業務を実現します。
【メリット】売上などのデータをいつでもどこでも確認できる
freeeはクラウドを採用しているので、システムにアクセスすることで、いつでもどこでもデータを確認できます。
POSレジ本体だけでなく、スマートフォンやタブレットでも確認できて、店舗を離れていても売上を見られます。拠点と店舗が離れている場合の店舗管理にも便利です。
【メリット】空いた時間を有効に活用できる
freeeとの連携で会計業務を効率化すると、これまで経理にあてていた時間を浮かすことができます。空いた時間を売上分析に使ったり、営業活動にあてたりすれば、店舗の売上アップに近づけるでしょう。
また、経理担当者の負担軽減にもつながります。店舗運営に空いた時間を使うだけでなく、業務外の時間を多くとれるので、仕事と生活の両立を実現し、働きやすい職場づくりにも効果的です。
【デメリット】ランニングコストがかかる
POSレジとfreeeを連携させるためには、freeeの利用料金がかかります。プランによって月額料金がかかるので、月々の支払いや年間のコストを把握した上で利用を検討しましょう。プランごとの料金は下記の表を参考にしてみてください。
| プラン | 月額料金 | 機能 |
| ミニマム（ユーザー3名まで） | 1,980円 | ・効率的な記帳機能
・決算書の作成 ・見積・請求・納品書作成 ・入金・支払管理 |
| ベーシック | 3,980円 | ・効率的な記帳機能
・決算書の作成 ・見積・請求・納品書作成 ・入金・支払管理 ・請求書の定期・一括請求機能 ・従業員の経費精算機能 ・ワンクリックで振込 |
| プロフェッショナル | 39,800円 | ・効率的な記帳機能
・決算書の作成 ・見積・請求・納品書作成 ・入金・支払管理 ・請求書の定期・一括請求機能 ・従業員の経費精算機能 ・ワンクリックで振込 ・予実管理機能 ・プロジェクト会計 ・複雑な部門設定 ・複雑な申請経路の設定 |
【デメリット】使い慣れるまでに時間が必要
これまでの経理業務のやり方や使っていた会計ソフトと使い勝手が異なるので、freeeに慣れるまでには時間が必要です。すぐに効果がでない可能性もあるので、事前にレクチャーを行ったり、教育に力を入れたりするなど、早めの定着を図るようにしましょう。
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freeeと連携できるPOSレジ
すべてのPOSレジでfreeeが使えるとは限らないので、連携可能なPOSレジを選ぶ必要があります。freeeと連携できるPOSレジを5つご紹介するので、POSレジ選びの参考にしてみてくださいね。
エアレジ
タブレットPOSレジアプリサービス「エアレジ」では、freeeと連携することで、設定したレジ締め時間を過ぎると自動で売上が同期されます。現金やクレジットカードなど支払い手段別に集計されるので、会計業務が格段に楽になります。
エアレジは、freee以外にも連携できるサービスが豊富です。受付管理や予約管理、シフト管理などの連携サービスがあるので、freeeと合わせて導入を検討してみましょう。
square
squareとfreeeを連携すると、クレジットカードや現金の売上をfreeeに一括で取り込むことができます。売上や決済手数料などの集計作業を効率化し、経理業務を効率化します。
またsquareは、周辺機器のsquare readerを利用することで、キャッシュレス決済を導入できます。現金の付け合わせを減らし、経理の効率化につながるので、キャッシュレス決済も合わせて導入してみましょう。
ユビレジ
ユビレジでは、freeeと連携する場合、freeeの有料プランを2ヶ月延長できるサービスを行っています。2ヶ月分の月額料金が無料になるので、コストをおさえてfreeeを導入したい店舗におすすめです。売上データの同期だけでなく、決算書・申告書も簡単に作成することができます。
まとめ
会計ソフトfreeeをPOSレジと連携させることによって、売上データの自動入力や入出金の管理、請求書作成など会計業務の効率を上げられます。日々の会計チェックが必要なくなり、空いた時間を活用できるので、店舗運営の活性化にもつながるでしょう。freeeと連携できる5つのPOSレジを参考にして、POSレジとfreeeの導入を検討してみてはいかがでしょうか。